唯一、口腔ケアの国家資格である、歯科衛生士。
歯科医院でのニーズがある中で、数が圧倒的に不足しているのが現状です。
全身の健康の入り口、健康寿命に対する意識の変化等で
ここ数年歯科医療に対する一般レベルの認識が変わってきています。
以前の歯科医院像は、痛くなったら治療をするところ。
現在の歯科医院像は、痛くなる前に予防をするところ。
予防をするところというのは、語弊があるかもしれません。
全身の健康を維持するために定期的に通うところというのが正解ですかね。
日本のデンタルIQの低さは以前から言われてきました。
欧米諸国との圧倒的な意識差があり、むし歯・歯並び・補綴・予防、
どれをとっても圧倒的に背中が見えないぐらい離されていたのが日本です。
最近になり、ようやく潮目が変わってきたように思います。
口腔内が全身の健康に密接に関わることが一般的に認知され、
8020運動やKEEP28といった言葉もある程度、市民権を得たと言ってもいいのではないでしょうか?
看護師と比較してメリットが少なかった
歯科医院の福利厚生が大きく他業種より劣っていた
歯科衛生士も歯科助手と同じように扱われていた。
などなど、いままでの歯科衛生士像は決して良いものではなかったと思います。
また学校も2年から3年に変更になり、同じ3年なら看護師の方がいいでしょという、
親御さんからした絶対そうだよねという状況になっていたと思います。
しかし、これからは違います。
お給料や福利厚生、働きがいや満足度も格段と上がる時代になってきました。
歯科医院がようやく一般企業と同じ土俵で戦う、そんな意識が生まれてきたからだと思います。
社会保険完備
産休育休あり
有給休暇完全消化
賃金の大幅な上昇
セミナー研修費の支給
Etc…
一般企業と同等の体制を整えている歯科医院がどんどん増えているのが現状です。
昔ながらの個人商店的な歯科医院ではもう生き残れないので、当然の流れかと思います。
看護師全体の平均年収 508.1万 R4.賃金構造基本統計調査より
病棟看護師の平均年収 550万前後 データにより差異はあり
外来看護師の平均年収 400万前後 データにより差異はあり
歯科衛生士の平均年収 382.5万 R4.賃金構造基本統計調査より
※今後上昇傾向にあり 。
年収400万超えを実現させるべく弊社もお客様(歯科医院様)と取り組んでいます。
給与面に関しては、日直等がある病棟勤務の看護師には及びませんが、外来看護師とは差がない状態になりつつあります。
歯科は基本的に日中診療なので、ワークライフバランスの面でもメリットがあります。
また、歯科衛生士として患者さんと関わることで、
ご自身の口腔ケアでその方の口腔内及び全身の健康を守るということが可視化でき、
働きがいややり甲斐も感じることができるのも大きな特徴です。
非常に残念ながら、歯科医師会や歯科衛生士会のほうで積極的に歯科衛生士の成り手を増やす施策は打ってないのが現状です。
歯科医院様と関わる僕らが、少しでも歯科衛生士の成り手を増やす一助になれればと日々模索しているところであります。
アメリカでなりたい仕事の10位以内に入るのが歯科衛生士です。
皆保険と自由診療の違いはあれど、根本は同じではないかと思います。
また日本の歯科衛生士とアメリカの歯科衛生士でできる内容に大きな違いはありません。
単純にアメリカを含む欧米諸国と日本の口の中や健康に対する意識の違いが、なりたい職業の違いに繋がっているように思います。
口腔ケアの重要性が認知され、それに見合う給与や満足度が上がり、
これから歯科衛生士になる皆さんには明るい未来が待っていると感じずにはいられません。
弊社では、現在中学生・高校生で進路に悩むお子さまをお持ちの親御さんに対して、
歯科衛生士の現状と今後について、ご相談に乗らせて頂きたいと思っています。
また、学生ご本人で歯科衛生士について知りたいという方もご相談に乗らせて頂きます。
歯科医療の継続は、歯科衛生士がいなければ絶対に成り立ちません。
将来、どういった道に進もうか悩まれている皆さん。
是非、歯科衛生士という職業も選択肢に入れて欲しいと思います。
一般企業と同等の福利厚生で、お給料も平均以上(女性の年収平均比較)
そして何よりもやり甲斐に溢れる素敵な職業
また、歯科医師を雇用しての独立開業も可能な職業
それが、歯科衛生士です。
疑問・質問・ご相談、なんでも受け付けますので、お気軽にお問い合わせください。
ご希望があれば、実際に現役の歯科衛生士の皆さんとお話できる機会も設けることが可能です。
※弊社は医療機関への斡旋、人材派遣や人材紹介等は一切行なっておりません。
純粋に未来の歯科衛生士を大幅に増やし、継続的に歯科医療提供を行うことができるようになって欲しい。
そんな想いから弊社サイトの中でご提案、記載させて頂いております。
このページでは今後、歯科医療現場で輝く歯科衛生士の皆さんを掲載していく予定です。
将来の仕事や人生を考えていく上で、歯科衛生士が一つの選択肢となってくれれば非常に嬉しく思います。